守りすぎた心が、少しだけ軽くなる話

以前の記録

人は誰でも、知らないうちに
心を守るための「厚いバリア」 をまといながら生きています。

過去の痛み、失敗の記憶、
期待を裏切られた経験、自分の弱さを見せたときの後悔・・・。

それらを二度と味わわないように、
心は静かに「防御の仕組み」を張り巡らせる。

それは、とても自然なことで、
生きるうえで必要だった「生存戦略」のようなものなんです。

でも、知っておいて下さいね。
そのバリアがあまりにも厚くなりすぎて、
本当は欲しかった優しささえ跳ね返してしまう瞬間があることに。

「守る」は安全だけど、「軽くなる」とは違う

心の防衛は、盾のようなものです。
持っていれば安心するし、
とっさのときには自分を助けてくれる。

でもその盾を、
ずっと構え続けていることに疲れていく日が来るんですよね。

誰かの言葉に過剰に反応したり、
大丈夫じゃないのに「平気」と言い張ってしまったり、
頼りたいのに頼れなかったり。

守ることで安全は得られるけれど、
軽さは生まれない。

守ることで痛みは避けられるけれど、
温度も届かない。

そんな静かな孤独を、
きっと誰もが一度は経験しているはずです。

心が重くなる理由は、弱さではなく「優しさ」

心を守りすぎる人ほど、
本当は、とても優しい人なんだと思います。

人の気持ちを傷つけたくないから慎重になり、
誰かの負担にならないようにと無理をし、
厳しい言葉を飲み込み、
自分が我慢すればいいと抱え込んでしまう。

その優しさが、自分自身に向けられないだけ。
自分にだけ、とても厳しいだけ。

守っているのは、
弱さではなく繊細さと誠実さなのかもしれません。

心が軽くなる瞬間は、「破る」でも「捨てる」でもなくて

心を軽くする方法は、
なにも防御を壊すことじゃない。

盾を投げ捨てる必要もない。

ただ、
握る力をほんの少しゆるめるだけでいい。

たとえば、

「少しだけ疲れたって言ってみよう」
「一人で抱えなくてもいい」
「本当は、ちょっと怖かった」 とか。

そんなささやかな正直さが、
心のバリアに小さな通気口をつくってくれる。

大きな勇気じゃなくていいんです。
たった一言で、
人との距離も、自分との距離もやわらいでいく。

心は、本来そういうつくりになっています。

 本当の意味で人は「守られているとき」より、「許されたとき」に癒される

誰かがあなたを守ってくれたときより、
あなたが自分自身を許した瞬間の方が、
心はずっと深い場所で軽くなります。

「完璧じゃなくていい」
「弱さがあっても、ちゃんと愛される」

そんな風に認めたとき、
固かった心がふっとほどける。

人間は、守られるだけでは癒されません。
許された瞬間に、初めて癒される

その「許し」は、
他人ではなく自分の手でそっと渡してあげるものなんだと思います。

おわりに──心は、軽くなる準備をずっとしていた

もし今、あなたの心が少しだけ重いなら、                                それは弱いからでも、間違ったからでもない。

守る必要があった時期を、
ただ一生懸命に生き抜いてきただけです。

もう少しだけ、
自分に優しくしてあげてもいいのかもしれません。

ただ、
重さを抱えた自分を、許してあげればいい。

その瞬間、心は静かに、
ほんの少し、軽くなっていきますよ。

———

心の揺れをそのまま受け止めてくれる場所があります。
私が参加している awabota は、自然な「流れ」を大切にするコミュニティです。
気になった方は、ぜひのぞいてみてくださいね。

~まずは awabota無料セミナー だけでもどうぞ~

タイトルとURLをコピーしました